エコノミー症候群にならないための車中泊で便利なグッズの紹介
先日、熊本で大きな地震があり、多くの方が亡くなりました。
そして、今もなお避難所生活を余儀なくされている方がいる中、自分の車で寝泊まりをする、いわゆる車中泊をする人が多くいます。
しかし、狭い車内で足もろくに伸ばせず、エコノミー症候群になってしまう人が急増しました。
中には、エコノミー症候群で亡くなってしまう方もいて、熊本地震のニ時災害によって亡くなられる方が後をたちません。
確かに、避難所生活とちがって車中泊生活は、プライバシーが守られていて、冷暖房が完備されていて、テレビもラジオも聞ける環境があるので、避難所よりも快適ではあるのでしょう。
しかし、長時間、狭いところで身動きが取れない場合、エコノミー症候群になってしまい、最悪、死に至る場合もあります。
これを防ぐためには、事前に車中泊を想定した便利グッズを備えておくとよいです。
<地震で車中泊するときにあると便利なグッズとは?>
地震のときに備えておきたい防災グッズは、一家に人数分のセットを用意しておくことは必須として、ここでは車中泊ならではの便利グッズを紹介したいと思います。
車中泊専用マット
とにかくこれだけは備えておきたいのが、車中泊専用マットです。
熊本地震のとき車中泊で一番問題になったのが、車のシートに座って寝ることで自由に身動きがとれなくなり、エコノミー症候群になってしまうことでした。
この車中泊専用マットを車内全体を使って敷けば、立派な簡易ベッドができあがり、寝返りをうつこともできます。
ただでさえ不安やストレスで精神的に疲労していますから、睡眠をしっかりとれる環境を確保することはとても大事なことなのです。
軽自動車の場合は、運転席と助手席のシート、後部座席のシートを完全に倒して敷くことになるのですが、その際、凹凸ができないように厚手のマットを選ぶようにするとよいでしょう。
寝袋
これも車内で寝るときに便利なグッズですが、冬の寒い時期に地震が起こった場合、重宝します。
場所によっては、真冬、車が凍結してしまうほど冷え込むところがあるので、これも必需品といえるでしょう。
ブラインドシェード
あれば便利なのがブラインドシェードです。
車の窓に取り付けることで、プライバシーを守ることができます。
また、寒い日は温暖効果、暑い日は日よけ効果になるので、1セットあれば重宝します。
他にもいろいろとありますが、代表的な便利グッズを紹介しました。
備えあれば憂いなし、ではないですが、熊本地震を機会に実際に地震が起きた時のことを想定して、いろいろと備えておくとよいでしょう。
<いつどこで大きな地震が起きてもおかしくない日本>
今や日本は、いつどこで大型地震が起きてもおかしくない状況です。
特に近年、首都直下型地震がまちがいなく起きると言われていますが、そんな中、平和ぼけしている方が多いような気がします。
でも、このブログを拝見しているあなたは、しっかりと危機管理ができている方でしょう。
その時になってやっと、準備しておけばよかったと思っても手遅れなのです。
だから、今からでも少しずつ準備を始めてはいかがでしょうか。
これら便利グッズは、個別に揃えていってもいいのですが、車中泊専門のショップでまとめて買えば効率的です。
他にも車中泊のときに便利なグッズがありますので、一度、ホームページでチェックしてみてください。